Reuters
発行済 2022年02月23日 13:26
[ブダペスト 22日 ロイター] - ハンガリー国立銀行(中央銀行)は22日、主要政策金利のベース金利を予想通り50ベーシスポイント(bp)引き上げて3.4%とした。1月の消費者物価指数(CPI)は約15年ぶりの高水準に達していた。
中銀は声明で「前回の政策決定会合以降インフレリスクが高まった。インフレ率が低下し始めるのはこれまでの予想より遅れる」との見方を示した。
「コアインフレ率はさらに上昇する可能性がある。国内需要が強い中で企業は比較的短期間に商品やサービス価格を変更し、コモディティー価格と賃金コストの上昇を反映させている」と指摘した。
ビラグ中銀副総裁は会見で、企業による強気な価格見直しが続いているため、前年比の総合インフレ率は1月の7.9%に続いて2月は8%を超える可能性があると予想した。
また地政学的リスクも高まっているとし、インフレ見通しを分析する上で、来月公表する四半期インフレ報告が節目になると述べた。
先週のロイター調査では、アナリスト15人のうち11人が50bpの利上げを見込んでいた。3人は60bp、1人は70bpの引き上げを予想していた。
が書いた: Reuters
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