岸田首相と黒田日銀総裁が会談、ロシアなど内外情勢で意見交換

Reuters

発行済 2022年03月30日 13:57

更新済 2022年03月30日 14:45

[東京 30日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は30日正午ごろから約1時間、岸田文雄首相と官邸で会談した。黒田総裁はロシアなど内外情勢について話をし、為替に関して特別な話はなかったと説明した。

黒田総裁は会談後、記者団に対し、コロナ禍やロシア・ウクライナ情勢の世界経済への影響について話をしたとしたうえで、為替に関しては基本的に経済のファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが望ましいという自身の考えを首相に伝えた、と述べた。

黒田総裁は、首相から特別なことは言われなかったという。

<金融市場調節、直接的に為替に影響と考えず>