北朝鮮の核ミサイル開発、断じて容認できず=官房長官

Reuters

発行済 2022年04月27日 12:03

更新済 2022年04月27日 12:45

[東京 27日 ロイター] - 松野博一官房長官は27日午前の会見で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が核兵器の開発を加速すると表明したことを受け、「北朝鮮による核ミサイル開発は断じて容認できない」と述べた。一方、北大西洋条約機構(NATO)首脳会談への日本の出席については決まっていないとした。

朝鮮中央通信(KCNA)の報道によると、25日夜、朝鮮人民革命軍創建90年を記念する軍事パレードが行われ、金正恩総書記が核兵器の開発を加速すると表明した。

松野長官は、北朝鮮の動向について引き続き必要な情報収集、分析、警戒監視を全力で行うとともに、北朝鮮の非核化に向けて日米、日米韓で緊密に連携していくと語った。

米国のブリンケン国務長官が26日の上院外交委員会公聴会で、6月下旬に開催予定のNATO首脳会合に日本が参加すると明らかにしたと伝わっている。松野長官は、ブリンケン氏の発言は承知しているとした上で「日本の出席については何ら決まっていない」と述べた。

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