米輸入物価、5月は前年比11.7%上昇 輸出物価も急伸

Reuters

発行済 2022年06月15日 23:47

[ワシントン 15日 ロイター] - 米労働省が15日発表した5月の輸入物価は前月比0.6%、前年同月比11.7%上昇した。石油製品の価格上昇で押し上げられたが、輸入物価上昇圧力が緩和に向かう初期の兆候も一部見られた。

4月は前月比0.4%、前年比12.5%上昇。ロイターがまとめたエコノミスト予想は前月比1.1%上昇だった。

燃料は前月比7.5%上昇。前月の0.5%から急伸した。石油は6.7%上昇。一方、食料は0.2%下落した。

燃料と食料を除くコア輸入物価は0.3%下落。前月は0.4%上昇していた。前年比では5.5%上昇。