Reuters
発行済 2022年06月22日 08:04
更新済 2022年06月22日 10:09
[ローズバッド(米サウスダコタ州) 21日 ロイター] - イエレン米財務長官は21日、2四半期連続のマイナス成長は景気後退(リセッション)の定義とされているが、リセッションは全て同じような状態ではないとの考えを示した。
当地を訪問した際、記者団にリセッションをどのように判断するかとの質問に対して答えた。
「深いリセッションもあれば、浅いリセッションもある。急速に回復するリセッションもある。失業率が若干上昇するリセッションもあるが、それほどでもないリセッションもある」と述べた。
また、大半のエコノミストが景気後退入りを予想していないのは、労働参加率がかなり低下していることなど、新型コロナウイルス禍後の特異な経済状況を考慮しているためだという見解を示した。
「労働市場は非常に逼迫した状態にあり、賃金もかなり急速に上昇しているが、労働市場に人が戻れば逼迫度は緩み、インフレ圧力低下に役立つかもしれない」と述べた。
その上で、堅調な労働市場を維持つつ、インフレ率を押し下げる方策があると確信していると述べた。
*システムの都合で再送します。
が書いた: Reuters
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