長期インフレ期待に上昇リスク、行動必要=クリーブランド連銀総裁

Reuters

発行済 2022年06月29日 20:10

(脱字を補って再送しました)

[29日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は29日、米国の企業や家計に長期にわたり物価圧力がかかり、連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制へ断固行動しなければならない可能性があると指摘した。ポルトガルのシントラで開催された欧州中央銀行の年次フォーラムで述べた。

メスター氏は「ガソリン・食品価格の高止まりは、家庭や企業の長期インフレ期待が上昇し続けるリスクを示す。中央銀行は、断固、意図的な行動でインフレを下げる必要がある」と述べた。