5月実質賃金1.8%低下、物価上昇で2カ月連続マイナス=毎月勤労統計

Reuters

発行済 2022年07月05日 08:35

[東京 5日 ロイター] - 厚生労働省が5日公表した5月の毎月勤労統計(速報)によると、実質賃金は前年比1.8%低下と2カ月連続のマイナスとなった。低下率は2020年7月以来の大きさとなった。4月に増加したボーナスなど特別に支払われた給与が5月は減少に転じ、消費者物価指数の上昇もあって、マイナス幅は4月の1.7%からわずかだが拡大した。