米FRB、9月の0.50%利上げ「妥当」 物価に断固対応=SF連銀総裁

Reuters

発行済 2022年08月04日 01:27

更新済 2022年08月04日 04:36

[3日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は3日、連邦準備理事会(FRB)はインフレに断固として対応すると改めて表明し、経済が予想通りに推移すれば、次回9月の会合で0.50%ポイントの利上げを決定するのは「妥当」との考えを示した。

デイリー総裁はロイターのインタビューに対し、一部で明るい兆しが見え始めていることなどを踏まえると「9月に0.50%ポイントの利上げを決定するのは妥当だと考えている」と述べた。

その上で「インフレ高進に歯止めがかからず、労働市場に減速する兆候が出なければ、0.75%ポイントの利上げが適切な状況になる」と指摘。ただ「0.50%ポイントの利上げを念頭に置きながら、今後のデータを注視していく」と語った。