Reuters
発行済 2022年08月12日 19:18
[香港 12日 ロイター] - 香港政府が12日発表した第2・四半期の域内総生産(GDP)は前年同期比1.3%減と、2四半期連続のマイナス成長となった。
対外貿易が低迷した。季節調整済み前期比では1%増。
アナリストはインフレ、世界の需要鈍化、消費者信頼感の低迷が依然として景気回復の大きなリスクだと指摘している。
第1・四半期は前年比3.9%減だった。
ナティクシス・コーポレート&インベストメント・バンクのシニアエコノミスト、ゲーリー・ン氏は、香港で入境者の隔離期間が短縮されたが、シンガポール並みに規制を緩和しなければ海外からの観光客や出張者を呼び込めないと指摘した。
政府は今年のGDP予測を0.5%増─0.5%減に下方修正した。従来予想は1─2%増だった。世界経済の成長見通しが悪化していることが背景。今年の基調インフレ率予測は2%で据え置いた。
が書いた: Reuters
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