警察庁の中村格長官が辞意 安倍元首相銃撃事件受け

Reuters

発行済 2022年08月25日 14:48

更新済 2022年08月25日 16:37

[東京 25日 ロイター] - 警察庁の中村格長官は25日午後の会見で、辞任する意向を明らかにした。安倍晋三元首相銃撃事件の警護検証結果を公表したことを受け、国家公安委員会に同日、辞職を願い出た。

中村長官は会見で、安倍氏の銃撃事件を「極めて重く受け止めている」とした上で、「来月には安倍元首相の国葬、来年5月にはG7(主要7カ国)広島サミットも控えている。新たな警護をこれから進めるという状況の中で、人心を一新した新たな体制で臨むのが当然であろうと考えた」と語った。