Reuters
発行済 2022年09月09日 09:48
[キーウ(キエフ) 8日 ロイター] - ウクライナ中央銀行は8日、主要政策金利を25%に据え置いた。その上で、インフレ圧力は依然として強く、ロシアとの戦争長期化が主要な経済リスクだと指摘した。
中銀はインフレ率について、7月の前年同月比22.2%から8月に約23%に加速したが、従来予想をやや下回っており、引き続き抑制される見通しだとした。
必要であれば利上げや、外貨準備を保護しインフレを抑制するための他の手段を講じる用意があると表明。
「インフレ圧力は依然として強い。戦争の影響、特に生産設備の破壊と物流の混乱は、ほぼ全ての製品とサービスの価格に依然として大きな影響を及ぼしている」とした。
ニコライチュク副総裁は記者会見で、通貨フリブナの公式レートを修正する根拠はないと述べた。
中銀は「継続的な国際支援により今後数年間、国際準備を十分な水準で維持できる」とした。
ウクライナは8月上旬に国際通貨基金(IMF)に新たな融資を要請した。
副総裁は、IMFとの間で活発な協議が続いていると明らかにした。
が書いた: Reuters
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