FRB、経済が吸収可能な時に積極利上げ=ウォラー理事

Reuters

発行済 2022年09月10日 02:00

更新済 2022年09月10日 02:45

[ワシントン 9日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は9日、20─21日の連邦公開市場委員会(FOMC)で「大幅な利上げ」の実施を支持すると述べた。

ウォーラー氏はオーストリア高等研究所向けの講演で「需要を明確に制限する水準に政策金利を設定にするために、現時点で分かっていることに基づき次回会合で大幅な引き上げを支持する」との考えを示した。

このほか、インフレは高すぎるとし、いつ有意に、かつ持続的に低下するか判断するのは尚早と指摘。リセッション(景気後退)懸念は後退したとし、労働市場が堅調なためFRBは柔軟にインフレに対応できるとの認識を示した。