カナダCPI、8月は前年比7.0%上昇 ガソリン安で伸び鈍化

Reuters

発行済 2022年09月21日 00:33

[オタワ 20日 ロイター] - カナダ統計局は20日、8月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比7.0%となり、上昇率は7月の7.6%から縮小したと発表した。アナリスト予想は7.3%上昇だった。統計局によると、ガソリン価格低下と家賃上昇率が鈍化したのが全体を押し下げた。

一方、食品価格は10.8%上がり、伸び率は1981年8月以来、41年ぶりの大きさとなった。

物価上昇圧力を見る上でより良い指標と受け止められている3つのコアインフレ指標は平均で5.2%上がり、7月の上方改定後の5.4%上昇からわずかに低下した。