英中銀、ストレステストの景気低迷シナリオ公表 経済5%縮小も

Reuters

発行済 2022年09月26日 19:44

更新済 2022年09月26日 23:18

[ロンドン 26日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は26日、銀行の年次「ストレステスト(健全性審査)」の一環として、景気低迷シナリオを公表した。世界的な金利上昇に対する銀行の対応力や市場のショックに対するリテール部門の耐性などが審査される見込みだ。

声明で「ストレスシナリオは、英国および世界の双方にとって世界金融危機よりも厳しいものだ」とした。

英国だけでなく世界的な金利上昇に対する耐性が確認されるのは初めて。対象となるのはHSBCホールディングス、バークレイズ、スタンダード・チャータード(スタンチャート)、ロイズ・バンキング・グループ、ナットウエスト、サンタンデール、ヴァージン・マネー、ネーションワイド・ビルディング・ソサエティーの8金融機関。