米8月シカゴ連銀全米活動指数は横ばい  3カ月移動平均は上昇

Reuters

発行済 2022年09月27日 01:03

[ワシントン  26日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀が26日に発表した8月の全米活動指数(CFNAI)は横ばいだった。生産関連指数が低下した一方、雇用指数は緩やかに上昇した。

7月は前月比0.29となり、従来公表の0.27から上方改定された。

8月の前年同月比は0.08上昇した。

この指数は、ゼロを超えると国民経済が拡大している傾向を示す。8月は4つの幅広い指数のうち3つがゼロを超えたのが寄与したが、7月よりは悪化した。

8月の生産関連指数はマイナス0.08で、7月の0.12から低下。雇用関連指数は0.03と、7月の0.12から悪化した。

変動がより少ない3カ月移動平均は8月に0.01となり、7月のマイナス0.08から上昇した。