メキシコ中銀、3会合連続で0.75%利上げ 追加引き締め示唆

Reuters

発行済 2022年09月30日 05:17

[メキシコ市 29日 ロイター] - メキシコ中央銀行は29日、政策金利を市場予想通り0.75%ポイント引き上げ、9.25%とした。この幅での利上げは3回連続で、金利水準は再び過去最高を更新。米連邦準備理事会(FRB)に追随し、金融引き締めにもかかわらず高止まりしているインフレに対応する。

0.75%ポイントの利上げは5人の政策委員が全会一致で決定。中銀は「実勢に基づき、次回の政策決定に向けて政策金利の引き上げ幅を評価する」とした。

インフレ率が中銀目標(3%の上下1%ポイント)を上回る中、中銀は2021年6月に利上げサイクルを開始。合計の利上げ幅は5.25%ポイントに達した。