IMF理事会、食料危機対応で新たな融資の枠組み承認

Reuters

発行済 2022年10月03日 11:12

[ワシントン 30日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は、ロシアによるウクライナ侵攻に起因する食料不足やコスト上昇に苦しむ国・地域向けに緊急融資を行う新たな枠組みを理事会が承認したと発表した。

IMFによると、新たな融資の枠組みは「ラピッド・クレジット・ファシリティー(RCF)」、「ラピッド・ファイナンシング・インストルメント(RFI)」という既存の緊急融資制度を活用。「深刻な食料不安、急激な食料輸入ショック、穀物輸出ショックにより」国際収支が悪化している国と地域が対象で、期間は1年。