ECB新モデル、預金金利2.25%でピークと予測 市場想定下回る

Reuters

発行済 2022年10月14日 01:54

[ワシントン/フランクフルト 13日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のスタッフが用いる、ターミナルレート(政策金利の最終到達点)水準を予測する新モデルで、ECBがインフレ率を2%まで回帰させるためには中銀預金金利を2.25%まで引き上げる必要があると示されたことが、関係者4人の話で分かった。

これは、ECBの中銀預金金利のピークが3%強になるという市場想定を大きく下回るもので、ECBのスタッフが投資家や一部の政策当局者よりもインフレ圧力が緩やかであると考えていることを示唆した。