ドル高、FRB利上げ停止なら緩和へ=セントルイス地区連銀総裁

Reuters

発行済 2022年10月16日 15:10

[ワシントン 15日 ロイター] - ブラード米セントルイス地区連銀総裁は15日、連邦準備理事会(FRB)の急速な利上げは他の通貨に対するドル高につながったが、利上げを停止する段階になれば、ドルの上昇圧力は緩和されていくとの見方を示した。ワシントンで開催された国際通貨基金(IMF)・世界銀行年次総会の合間に行われた金融政策に関するパネルで述べた。

ブラード氏は、FRBの政策は「通貨(ドル)高を生み出した」とする一方、「インフレに十分な下方圧力がかかり」もはや利上げを続ける必要はないと判断できる状態になれば、ドル高圧力は和らぐとした。