FRB、利上げペース緩める時期に近づいている可能性=SF連銀総裁

Reuters

発行済 2022年10月22日 04:34

更新済 2022年10月22日 04:55

[21日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は21日、過度な金融引き締めによる「自発的な景気低迷」を回避すべきとし、利上げペースを緩める時期に差し掛かりつつあるという認識を示した。

デイリー総裁はカリフォルニア大学バークレー校で開かれた会合で「米連邦準備理事会(FRB)は0.75%ポイント刻みでの利上げを続けることはない」とし、「現時点で破綻に向かうのではないかという懸念が多く聞かれる。どの程度制限的であるべきか、熟考する必要がある」と述べた。