中国人民銀総裁の退任濃厚、後任に元副総裁の殷勇氏有力=関係筋

Reuters

発行済 2022年10月23日 13:50

[北京/香港 22日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は、共産党大会で新たな中央委員会メンバーに選出されなかったため、退任する可能性が高い。関係筋によると、後任には元副総裁の殷勇氏が有力となっている。

64歳の易氏は閣僚級の定年である65歳に近づいているため、進退が注目されていたが、22日に発表された名簿では中央委員にも中央委員候補にも名前が記載されていなかった。来年3月の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)を経ての退任が濃厚という。