フィリピン中銀、FRBが利上げ継続なら追随必要=総裁

Reuters

発行済 2022年11月18日 14:26

更新済 2022年11月18日 15:19

[マニラ 18日 ロイター] - フィリピン中央銀行のメダラ総裁は18日、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを継続する限り、通貨ペソの下落を抑える必要があるため金利を据え置くわけにはいかないとの立場を表明した。

FRBは4回連続で75ベーシスポイント(bp)の利上げを行っており、12月は利上げ幅を50bpに縮小すると見込まれている。

総裁はロイターのインタビューで「FRBが50bp利上げすればわれわれはゼロにはできない。問題は25bpか50bpのどちらにするかだ」と述べた。

中銀は17日に75bpの利上げを決めたばかりで、年初から6回目の利上げとなった。