訂正-世界経済成長率、来年は2%以下に減速 米国は0.7%=シティ

Reuters

発行済 2022年11月30日 18:38

更新済 2022年11月30日 22:18

(英文の訂正により、5段落目の来年のインフレ率予想を「4.8%」から「4.1%」に訂正します)

[30日 ロイター] - 米シティグループは30日、来年の世界経済の成長率が2%以下に減速するとの見通しを明らかにした。

これまでに米ゴールドマン・サックス、JPモルガン、英バークレイズなども同様の見通しを示している。

ネーサン・シーツ氏が率いるシティのストラテジストは、新型コロナウイルスの流行とウクライナ戦争による逆風を成長鈍化の要因として挙げた。

「世界経済は今後1年間、国レベルのリセッション(景気後退)に悩まされる可能性が高い」との見方を示した。

米国の2023年の成長率は0.7%と22年の見通し(1.9%)の半分以下になると予想した。来年のインフレ率は4.1%(訂正)、米連邦準備理事会(FRB)の政策金利のピークは5.25─5.5%になるとした。