米銀大手幹部、景気後退リスクを警告 インフレが消費者に打撃

Reuters

発行済 2022年12月07日 04:34

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米銀大手の幹部は6日、インフレが消費者需要の重しになるとし、来年の景気悪化に備えているとの見解を示した。

米JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)はCNBCで、消費者と企業は現在良好な状態にあるが、経済が減速しインフレで消費が損なわれれば、それも長くは続かないかもしれないと指摘。「これらのことが経済を狂わせ、人々が心配している軽度から重度のリセッション(景気後退)を引き起こす可能性は十分にある」と述べた。