Reuters
発行済 2023年02月01日 20:10
[上海 1日 ロイター] - 中国の証券規制当局は1日、株式市場改革の一環で、米国型の登録方式の新規株式公開(IPO)制度を拡充する規則案を発表した。
登録方式のIPO手続きは上海の科創板(スター・マーケット)、深センの創業板(チャイネクスト)、北京証券取引所で試験的に導入されている。
中国証券監督管理委員会(証監会)は1日、現在は当局の承認制となっている主要な株式市場も登録方式にすると表明。IPO改革は「市場に選択の権利を与え」、IPOの透明性と予測可能性を高めることを目的としていると説明した。
証監会は上海、深セン、北京各証取のIPO規則を統合する方針。
規則案では、IPO株の上場後5営業日の1日の取引制限は設定していない。また上場初日から信用取引や証券貸付の対象になる。
証監会は、新制度によってIPO要件が緩和されるわけではなく、IPOが中国の国家産業政策と合致するか審査すると述べた。
が書いた: Reuters
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