IMFの出資割当額改革、10月までに「相当な進展」目指す

Reuters

発行済 2023年04月17日 13:15

[ワシントン 14日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)の運営方針を決める国際通貨金融委員会(IMFC)は14日、IMFのクオータ(出資割当額)改革について、協議を加速し次回10月の会合までに「相当な進展」を目指す方針を示した。

IMFC議長を務めたスペインのカルビノ経済相は、加盟国がIMFクオータの妥当性を再検討し12月15日までに見直しを完了する決意だと表明。現在の融資能力を「少なくとも維持」することを支持すると述べた。IMFの現在の融資能力は約1兆ドル。