インドのサービスPMIは61.2、インフレ圧力継続でも業況改善

Reuters

発行済 2023年06月05日 14:51

[ベンガルール 5日 ロイター] - S&Pグローバルが発表したインドの5月のサービス部門購買担当者景気指数(PMI)は61.2と、前月の62.0から低下したものの引き続き業況の改善を示した。ロイターがまとめた市場予想(60.0)も上回った。

業況の改善と悪化の分かれ目となる50を上回るのは22カ月連続と、約12年ぶりの長さを記録した。

サービス部門はインドの国内総生産(GDP)の半分以上を占める。第1・四半期GDP成長率は6.1%と、新興国の中でも好調さが目立つ。

PMIの内訳は、投入価格が今年最も速いペースで上昇し、販売価格への転嫁スピードも昨年11月以来の速さとなった。