インド8月CPI、前年比6.83%上昇 上振れリスクも

Reuters

発行済 2023年09月13日 01:13

[ニューデリー 12日 ロイター] - インド当局が12日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で6.83%上昇した。伸び率はロイターがまとめた45人のエコノミスト予想の7%を下回った。

7月は7.44%と、1年3カ月ぶりの高水準となっていた。

8月は食品価格の上昇率が縮小した影響で全体も鈍化したものの、インド準備銀行(RBI、中央銀行)のインフレ目標範囲(2―6%)の上限を2カ月連続で上回った。

全体の半分近くを占める食品の価格は9.94%上昇。7月は11.51%上昇していた。

8月の野菜価格上昇率は26.14%と、7月の37.34%から鈍化。