スリランカ、IMF救済の初回審査で合意に至らず 協議継続へ

Reuters

発行済 2023年09月27日 19:57

Uditha Jayasinghe

[コロンボ 27日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は27日、スリランカに対する総額29億ドルの救済プログラムに関する初回審査において、同国とIMFスタッフが合意に達しなかったと発表した。政府歳入の潜在的不足が理由という。

IMF代表団は2週間の現地訪問を終えるにあたり、「スリランカは困難だが大いに必要とされる改革の実施において称賛に値する進歩を遂げた。こうした努力が実を結び、経済は安定化の兆しを見せている」と評価。IMFのチームは近いうちにスタッフレベルの合意に達することを目標に協議を継続するとした。