[マラケシュ(モロッコ) 12日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は12日、最貧国に無利子融資を行う支援制度の財源向けに日本が多大な資金拠出を表明したと述べた。
これにより、日本はIMFの最貧国支援制度、貧困削減・成長トラスト(PRGT)に基づく無利子融資の利払いを賄う財源の20%を占める唯一最大の拠出国になったと語った。
ゲオルギエワ専務理事によると、14日にIMFの運営委員会が開かれる際にはさらなる資金拠出が期待される。40カ国が拠出を申し出ており、その3分の1が新興国だという。
PRGT融資需要は来年までに約400億ドルと、過去の平均の4倍以上になる見通し。