米利下げの緊急性感じず、リスクはより均衡=ダラス連銀総裁

Reuters

発行済 2024年02月10日 06:04

[ハースト(米テキサス州) 9日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のローガン総裁は9日、利下げを急いでいないと述べた。インフレ抑制で「極めて大きな進展」を遂げたものの、進展が持続することを示す一段のデータを確認したいという考えを示した。

ローガン総裁は「経済上のリスクはより均衡しつあるが、時間をかけ、引き続きデータを精査する必要があると思う」と述べた。

前回の米連邦公開市場委員会(FOMC)では金利据え置きを支持したとし、「足元、追加的な調整の緊急性は全く感じていない」と強調。労働市場は依然ひっ迫しており、「これまで確認されているインフレ面での進展が中期的に持続するかどうかという自信を高める」ことを望むとした。