[22日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は、年内の利下げ観測が「不合理ではない」と指摘し、英景気を楽観視する姿勢を示した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が22日報じた。
「今年全体として利下げを含む曲線が見られるということは不合理ではない」とインタビューで述べた。インフレ率が低下傾向にあることを示す最近の兆候は心強いとの認識を示した。
金融政策委員会の全ての会合が筋書きの用意されていないその時の状況次第の内容になるとし「われわれは毎回、新たに判断を下している」と強調した。
インフレについて「粘り強い持続性はあまり見られない」と指摘し「それがわれわれが立ち戻るべき判断だ」と語った。
*発言を追加しました。