ポーランド中銀、金利据え置き 年後半のインフレ加速見込む

Reuters

発行済 2024年04月05日 11:42

Karol Badohal

[ワルシャワ 4日 ロイター] - ポーランド国立銀行(中央銀行)は4日の会合で、政策金利を5.75%に据え置くことを決定した。今後数カ月はインフレ率が目標範囲内で推移すると予想しながらも、慎重な政策運営姿勢を継続した。

現在総合インフレ率は中銀目標レンジ(2.5%プラスマイナス1%ポイント)の中間値を下回っているが、中銀は、食品・エネルギー価格の暫定抑制策が終了することから今年下半期にはインフレが加速するとみている。