G20、米利下げ観測後退で債務巡る議論に緊急性=ブラジル

Reuters

発行済 2024年04月19日 10:07

Marcela Ayres

[ワシントン 18日 ロイター] - 2024年の20カ国・地域(G20)議長国を務めるブラジルのアダジ財務相は18日、米利下げ開始が遅れる見通しから世界的な資産再評価の動きが見られ、債務に関する議論の緊急性が高まっているとの見解を示した。

ワシントンで開催されたG20財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見で、予想を上回る3月米インフレ指標を受けた見通しの変化で、世界的な資産再評価を含め、さまざまな経済変数に対するセンチメントが抑制されていると指摘。