リスクオフ加速、日経一時1300円超安 イスラエルがイラン攻撃と報道

Reuters

発行済 2024年04月19日 11:35

更新済 2024年04月19日 11:54

Shiho Tanaka

[東京 19日 ロイター] - 19日の東京市場で、株安、円高、債券高が進んでいる。日経平均株価は一時前営業日比1300円超安の3万6700円台に下落、ドルは朝方の154円後半から約1円下落し、全面リスクオフの展開となった。市場では、イスラエルがイランの拠点を攻撃したとの報道が話題となっている。

きょうの東京株式市場は、取引開始から軟調な展開だった。米連邦準備理事会(FRB)当局者のタカ派発言などを受けて利下げ観測が後退し、ハイテク株などを中心に売りが出た。

午前10時台になると日経平均は下げが加速し2月9日以来の3万7000円割れとなり、午前11時25分には前営業日比1300円超安の3万6733円まで下落した。

ABCニュースなど複数のメディアは、イスラエルのミサイルがイランの拠点を直撃したなどと伝えた。イランの国営メディアによると、複数の都市で航空機運航が停止している。