独経済、第1四半期はプラス成長の公算 回復兆候とはいえず=連銀

Reuters

発行済 2024年04月19日 12:13

[フランクフルト 18日 ロイター] - ドイツ連邦銀行(中央銀行)は月報で、第1・四半期の同国経済について、工業と建設部門の予想外の活況を背景にプラス成長となった公算が大きいとの見通しを示した。ただ、意味のある回復を示す兆候はまだないとした。

連銀は長らく、第1・四半期もマイナス成長が続くと予想していたが、四半期末に公表された複数の指標が予想外に好調だったことから、1年にわたったスタグネーション(景気停滞)や生産減少を経て経済が最悪期を脱したのではないかとの期待が高まった。