インド4月総合PMI速報値は62.2、14年ぶり高水準 旺盛な需要で

Reuters

発行済 2024年04月23日 15:59

Anant Chandak

[ベンガルール 23日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた4月のインドのHSBC総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は62.2と、前月の61.8から上昇した。旺盛な需要を背景に約14年ぶりの高水準となった。

2021年8月以降、景況改善・悪化の分岐点となる50を上回っている。

HSBCのインド担当チーフエコノミスト、プランジュル・バンダリ氏は「新規受注が増加し製造業とサービス業がいずれも好調で、総合生産指数は10年6月以来の高水準となった」と指摘した。

サービスPMIは61.7と3月の61.2から上昇し、3カ月ぶりの高水準となった。新規受注の増加が寄与した。