開催遅れた3中総会7月に、中国共産党 改革深化などが主要議題

Reuters

発行済 2024年04月30日 18:15

更新済 2024年04月30日 19:36

[北京 30日 ロイター] - 中国共産党は中央政治局会議を開き、7月に第20期中央委員会第3回総会(3中総会)を北京で開くことを決めた。新華社が伝えた。国内外の情勢を踏まえ改革に焦点を当てる。

3中総会は党の重要会議と位置づけられており、習近平国家主席をトップとして中央委員205人と中央候補委員171人が参加する。総会は5年に1度開催される党大会の間に通常7回開催される。

新華社によると、3中総会ではさらなる改革の深化と「中国式現代化」が主要議題となる。

3中総会は1990年代以降秋の開催が慣例化しており、昨年10月か11月の開催が見込まれていたが、これまで開催されていなかった。