11時00分現在の日経平均株価は16564.50円（前週末比4.77円安）で推移している。 前週末29日の米国市場では、米4-6月期国内総生産（GDP）速報値が市場予想を下回ったことが嫌気され、NYダウは24ドル安と5日続落した。
為替市場では一時1ドル＝101円台まで円高が進み、こうした流れを受けて日経平均は153円安からスタートした。
寄り付き後は16319.15円（同250.12円安）まで下落する場面があったが、円高一服とともに下げ幅を縮める展開となり、前週末終値水準まで値を戻している。
個別では、任天堂 (T:7974)、トヨタ自 (T:7203)、ヤマハ発 (T:7272)、花王 (T:4452)、マツダ (T:7261)などが軟調。
前週末に急伸した野村 (T:8604)が4％超下げているほか、第1四半期決算を発表したパナソニック (T:6752)は7％安と下げ目立つ。
ＮＥＣ (T:6701)や住友化 (T:4005)の下落率は2ケタに達している。
また、ウシオ電 (T:6925)、きんでん (T:1944)、ミライトＨＤ (T:1417)が東証1部下落率上位となっている。
一方、ソフトバンクグ (T:9984)やファーストリテ (T:9983)が3％超上昇して指数を押し上げているほか、三菱ＵＦＪ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、みずほ (T:8411)といったメガバンク株やソニー (T:6758)などが堅調。
りそなＨＤ (T:8308)やＨＯＹＡ (T:7741)は8％前後の上昇となっており、売買代金上位のなかで上げ目立つ。
また、虹技 (T:5603)、ミロク情報 (T:9928)、ジーテクト (T:5970)などが東証1部上昇率上位となっている。