11時時点の日経平均は続伸、円安一服とともに上値の重い展開
Fisco
発行済 2016年11月11日 11:13
更新済 2016年11月11日 11:33
11時時点の日経平均は続伸、円安一服とともに上値の重い展開
10日の米国市場では、トランプ政権での経済政策に対する期待から買いが継続し、NYダウは最高値を更新した。
為替市場では1ドル＝106円台後半まで円安・ドル高が進み、日経平均はこうした流れを受けて182円高からスタートした。
寄り付き後は17621.73円（同277.31円高）と今年1月以来の高値水準まで上昇する場面があったものの、足元では円安一服とともに上値の重い展開となっている。
個別では、三菱ＵＦＪ (T:8306)や第一生命ＨＤ (T:8750)が9％超の上昇で推移しているほか、三井住友 (T:8316)、みずほ (T:8411)、野村 (T:8604)といった金融株が前日に続き買われている。
コマツ (T:6301)や日東電 (T:6988)などのインフラ関連も上げが目立つ。
その他売買代金上位では、トヨタ自 (T:7203)。
ソフトバンクＧ (T:9984)、ファーストリテ (T:9983)、ファナック (T:6954)などが堅調。
また、アイオデータ (T:6916)、太平洋セメ (T:5233)、やまびこ (T:6250)などが東証1部上昇率上位となっている。
一方、ＫＤＤＩ (T:9433)が4％安となっているほか、ＮＴＴ (T:9432)、ＮＴＴドコモ (T:9437)といった通信大手やＪＴ (T:2914)などの下げが目立つ。
前日に決算発表した楽天 (T:4755)も4％超の下落。
その他売買代金上位では任天堂 (T:7974)、日産自 (T:7201)、ソニー (T:6758)などがさえない。
また、富士ソフト (T:9749)、ネクスト (T:2120)、サンドラッグ (T:9989)などが東証1部下落率上位となっている。
（株式アナリスト 小林大純）
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