11時時点の日経平均は反落、タカタが急反落し下落率上位にランクイン
Fisco
発行済 2017年01月16日 11:11
更新済 2017年01月16日 11:33
11時時点の日経平均は反落、タカタが急反落し下落率上位にランクイン
13日の米国市場では、大手行の決算が好感される一方、軟調な経済指標が重しとなってNYダウは5ドル安となった。
17日にメイ英首相の演説、また20日にトランプ次期米大統領の就任式を控え、外部環境を巡る不透明感から円相場は1ドル＝114円台まで上昇しており、本日の日経平均は68円安からスタートした。
寄り付き後も下げ幅を広げ、一時19132.57円（同154.71円安）まで下落する場面があった。
個別では、売買代金トップの任天堂 (T:7974)が2％超の下落で推移しているほか、トヨタ自 (T:7203)、ソフトバンクＧ (T:9984)、みずほ (T:8411)、三井住友 (T:8316)、ソニー (T:6758)などがさえない。
ファーストリテ (T:9983)も軟調で指数を押し下げている。
新日鉄住金 (T:5401)は3％超の下落。
火災の発生した大分製鉄所厚板工場の操業再開が9月になる見込みと発表している。
また、タカタ (T:7312)が足元で8％安と急反落しており、古野電 (T:6814)や日立工 (T:6581)などとともに東証1部下落率上位に顔を出している。
一方、大塚ＨＤ (T:4578)、キーエンス (T:6861)、ファナック (T:6954)などがしっかり。
三菱ＵＦＪ (T:8306)やＮＴＴ (T:9432)は小幅高で推移している。
また、さくら (T:3778)が連日の大幅高となっており、フリュー (T:6238)やダイト (T:4577)とともに東証1部上昇率上位となっている。
（株式アナリスト 小林大純）
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