11時時点の日経平均は3日ぶり反落、東芝と楽天が上昇率上位にランクイン
Fisco
発行済 2017年02月22日 11:11
更新済 2017年02月22日 11:33
11時時点の日経平均は3日ぶり反落、東芝と楽天が上昇率上位にランクイン
連休明けとなった21日の米国市場では主要株価指数が揃って最高値を更新し、日経平均もこうした流れを受けて37円高でスタートした。
ただ、円相場は1ドル＝113.50-60円近辺で推移し円安一服となっているうえ、節目の19500円水準での上値の重さも意識されており、日経平均は寄り付きを高値に伸び悩んでいる。
ここまで前日終値を挟んだ小動きが続いていたが、前場後半に差しかかりやや下に振らされる動きを見せている。
個別では、三菱ＵＦＪ (T:8306)、トヨタ自 (T:7203)、みずほ (T:8411)、三井住友 (T:8316)、任天堂 (T:7974)などが小安い。
キーエンス (T:6861)やファナック (T:6954)も軟調。
また、レオパレス２１ (T:8848)は一部報道を嫌気して7％を超える下げとなっており、サムコ (T:6387)やコクヨ (T:7984)などとともに東証1部下落率上位となっている。
一方、半導体事業売却に関する報道が観測された東芝 (T:6502)や、自社株買いの実施を発表した楽天 (T:4755)が商いを伴って急伸し、揃って東証1部上昇率上位に顔を出している。
鉄鋼大手の新日鉄住金 (T:5401)やＪＦＥ (T:5411)、三菱自 (T:7211)、東レ (T:3402)も上げが目立つ。
ＪＦＥや東レは一部証券会社の投資評価引き上げが観測されている。
その他、ソニー (T:6758)、東エレク (T:8035)、ホンダ (T:7267)などがしっかりとなっている。
（株式アナリスト 小林大純）
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