11時時点の日経平均は4日続落、アルプス電や三越伊勢丹の下げ目立つ
Fisco
発行済 2017年03月08日 11:14
更新済 2017年03月08日 11:33
11時時点の日経平均は4日続落、アルプス電や三越伊勢丹の下げ目立つ
7日の米国市場では、トランプ大統領が薬価引き下げ等に言及したことから製薬セクターを中心に売られ、NYダウは29ドル安となった。
円相場は一時下落する場面があったものの、米1月貿易赤字の拡大やロス米商務長官発言を受けて再び強含み、本日の日経平均はこうした流れを受けて35円安からスタートした。
寄り付き後は一時19198.78円（同145.37円安）まで下落する場面があったが、売り一巡後は下げ渋る展開となっている
個別では、トヨタ自 (T:7203)、ソフトバンクＧ (T:9984)、日産自 (T:7201)などがさえない。
三菱ＵＦＪ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、みずほ (T:8411)といったメガバンク株も小安い。
アルプス電 (T:6770)が3％超下落しているほか、三越伊勢丹 (T:3099)も4％安と下げが目立つ。
また、ヤマシンフィル (T:6240)、ニッタゼラチン (T:4977)、フィードワン (T:2060)などが東証1部下落率上位となっている。
一方、任天堂 (T:7974)が4日続伸しているほか、キヤノン (T:7751)、ファーストリテ (T:9983)、オリンパス (T:7733)もしっかり。
東芝 (T:6502)は中国家電大手が半導体新会社への出資に意欲と報じられ3％超の上昇。
また、オハラ (T:5218)、ネクシィーズＧ (T:4346)、ＪＡＬＵＸ (T:2729)などが東証1部上昇率上位となっている。
（株式アナリスト 小林大純）
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