11時10分時点の日経平均は小幅続落、第一生命ＨＤやニコンの上げ目立つ
Fisco
発行済 2017年07月07日 11:15
更新済 2017年07月07日 11:33
11時10分時点の日経平均は小幅続落、第一生命ＨＤやニコンの上げ目立つ
6日の米国市場でNYダウは158ドル安となった。
金融緩和の縮小観測を受けて欧州株がほぼ全面安となった流れを引き継いだほか、6月ADP雇用統計の予想下振れを受けて米景気減速への警戒感も広がった。
本日の日経平均はこうした欧米株安を嫌気して137円安からスタートしたが、10時過ぎに日銀が指値オペを実施したことで円相場が1ドル＝113円台後半まで下落し、日経平均も下げ渋る展開となっている。
個別では、任天堂 (T:7974)、ソフトバンクＧ (T:9984)、三菱ＵＦＪ (T:8306)、三井住友 (T:8316)、ソニー (T:6758)などが小安い。
キヤノン (T:7751)は2％超の下落。
買収手続き違反の疑いで欧州委員会から警告を受けたと伝わっている。
また、第1四半期決算を受けて乃村工芸社 (T:9716)が急反落し、ベルク (T:9974)やＭｒＭａｘ (T:8203)などとともに東証1部下落率上位に顔を出している。
一方、トヨタ自 (T:7203)、ソニー (T:6758)、東エレク (T:8035)、日産自 (T:7201)、ＳＵＭＣＯ (T:3436)などがしっかり。
第一生命ＨＤ (T:8750)は世界的な長期金利上昇を受けて2％の上昇。
ニコン (T:7731)も前日に続き上げ目立つ。
また、土木管理試験所 (T:6171)、サーラ (T:2734)、ＵＭＣエレ (T:6615)などが東証1部上昇率上位となっている。
（株式アナリスト 小林大純）
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