【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株ファイター:2017年度ノーベル賞関連銘柄

Fisco

発行済 2017年10月02日 14:38

更新済 2017年10月02日 15:00

【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株ファイター:2017年度ノーベル賞関連銘柄

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株ファイター」氏(ブログ「株ファイターの株報道」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。


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2017年9月29日10時に執筆

9月15日にノーベル賞のパロディとしてユニークな研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式も行われ、日本人が11年連続で受賞するなど話題となっている。
そしてノーベル賞も毎年10月に発表されるということもあり、注目を集めているぞ。
毎年日本人の受賞が期待され、今までに25人の研究者がノーベル賞の受賞に至っている。
そして現在3年連続で受賞者が出ていることからも、株式市場に与える影響も大きいはずだぜ。

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■ノーベル賞
ノーベル賞とは、言わずと知れたダイナマイトの発明者でもあるアルフレッド・ノーベルの遺言に従って1901年から始まった世界的な賞だ。
物理学、化学、生理学・医学、文学、平和および経済学の「5分野+1分野」において顕著な功績を残した人物に贈られる。
また日本だけでなく世界各国からの注目も大きく、毎年誰がどの賞を受賞するのか至る所で議論が起こっているぞ。
時として世界的な論争が起こることも珍しくなく、2016年に文学賞を受賞した世界的なロックミュージシャンであるボブ・ディランに対しての批評が多く飛び交っていたのは記憶に新しいぜ。


■ノーベル賞が株式市場に与える影響
ノーベル賞は、これまでに多くの日本人が受賞に至っているぞ。
特に近年では受賞者人数も増えてきており、昨年まで3年連続で受賞者が出てきていることは、注目されるひとつの要因ともなっているはずだ。
また受賞者の多くは企業になにかしら関わっていることも多く、彼らが開発した製品を取り扱っているところが株価に大きな影響が出てくると予想ができる。
特にバイオ関連や医薬品、新素材開発の分野での受賞が期待されているだけに、関連銘柄に与える影響も大きいはずだぜ。


■株ファイターオススメの2017年度ノーベル賞関連銘柄

(T:4528)小野薬品工業
医療用専業の製薬会社で、糖尿病や血流改善剤などを主力としている企業だ。
近年ではPD-1を発見した本庶佑名氏と共同開発をし、ガンの免疫薬「オプシーボ」を販売するなどガン領域にも進出していることでも知られるぞ。
本庶佑名氏は去年、惜しくもノーベル賞受賞を逃しているが、今年は有力候補として名前が挙がっている。
このことからもの2017年度ノーベル賞関連銘柄として注目されているぜ。


(T:3407)旭化成
総合化学大手として、樹脂原料のアクリロニトリルやリチウムイオン電池セパレータなどで高シェアを誇っている企業だ。
近年ではヘルスケア製品なども急成長中であるが、スマホやバッテリーの充電に使われている「リチウムイオン二次電池」は同社顧問の吉野彰氏が発明しているぞ。
デジタル機器の急速な発展により、その市場規模は2兆円以上とも言われており、同氏のノーベル賞受賞は最も近いとの声もあるようだ。
こういった背景からも2017年度ノーベル賞関連銘柄として注目度は高いぜ。


(T:4974)タカラバイオ
遺伝子工学技術に定評がある同社では、ゲノム編集技術に関する受託サービスを展開しているぞ。
今年のノーベル賞で一番注目されているのがゲノム編集であり、関連の研究・開発者は受賞される確率も高い。
そして同社は2016年のノーベル賞でも値動きがあり、2017年度ノーベル賞関連銘柄として期待されているぜ。


(T:3386)コスモ・バイオ
最近では細胞関連製品の開発製造にも注力している企業だ。
タカラバイオと同じく、ゲノム編集関連銘柄として注目されている。
昨年のノーベル賞で東京工業大学栄誉教授である大隅良典が受賞した際にも株価の急騰があったな。
こういった背景からも2017年度ノーベル賞関連銘柄として期待値は大きいぜ。


(T:4098)チタン工業
酸化チタンメーカーの中堅で、酸化チタンと酸化鉄が基盤事業となっている企業だ。
チタン酸リチウムの開発に注力しており、超微粒子酸化チタンの収益拡大に取り組んでいるぞ。
また、今年のノーベル賞最有力のひとつとも言われているリチウムイオン電池向けにチタン酸リチウムを提供していることから、2017年度ノーベル賞関連銘柄として注目を集めているぜ。


■一言
毎年、10月になると世界中で大きく賑わいを見せるノーベル賞受賞者の発表。
日本人にも多くの有力候補者が名前を連ねており、4年連続の受賞が期待されているぞ。
彼らが研究・開発した製品を取り扱っている企業が株式市場でも注目されており、今年の授賞式でも関連銘柄に目が離せないぜ。


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執筆者名:株ファイター
ブログ名:株ファイターの株報道

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