個別銘柄戦略:メニコンやシチズンなどに注目

Fisco

発行済 2017年12月04日 08:53

更新済 2017年12月04日 17:00

個別銘柄戦略:メニコンやシチズンなどに注目

今週は米国の米税制改革法案の行方に左右させられる相場展開になりそうだ。
米共和党のマコネル上院院内総務は1日、税制改革法案の上院通過に必要な票数を確保したとの認識を示した。
財政赤字の拡大などに与党・共和党内からも懸念が出ており、楽観視できる状況ではないものの、法案の詰めの作業が続くなか、可決となれば相場の押し上げ要因になりそうだ。


その他、今週は米経済指標の発表も多く、雇用統計に向けて良好な内容が先高観を強めるなか、翌週に控えているFOMCでの利上げは織り込んでいるものの、来年の利上げペースへの思惑につながる形で上昇基調が強まる可能性がある。
流れとしては金融セクター等に資金が向かいやすいだろう。


また、中小型株は今後12月のIPOラッシュに向かう中、短期の値幅取り狙いの商いが活発化するとみられる。
物色対象に広がりは見られていないが、足元では小売や外食など消費関連のほか、人材関連の一角といったセクターへの物色は根強い。
その他、政府は積極的な賃上げなどに加え、IoTなど革新的な技術に投資した企業の法人税負担を実質20%程度に引き下げる方針と報じられており、関連銘柄の動向が注目される。
また、米韓合同軍事演習を受けた防衛関連にも関心が向かおう。

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個別では強気格付けや格上げが観測されているところでは、ニッタゼラチン (T:4977)、ソフト99 (T:4464)、メニコン (T:7780)、武蔵精密 (T:7220)、シチズン (T:7762)に注目。


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