🟢 市場は上昇しています。当社コミュニティの12万人を超えるメンバーは、すべてそれにどう対応すべきか知っています。
お客様もお分かりですよね。
40%割引で開始

後場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も24000円処での底堅さを意識

発行済 2018-01-24 12:31
更新済 2018-01-24 12:33
後場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も24000円処での底堅さを意識
6506
-
8035
-
6758
-
6954
-
1992
-
6565
-
24日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。


・日経平均は反落、利食い優勢も24000円処での底堅さを意識
・ドル・円は弱含み、ユーロ・ドルの上昇で110円割れ
・値下がり寄与トップはファナック (T:6954)、同2位は東エレク (T:8035)


■日経平均は反落、利食い優勢も24000円処での底堅さを意識

日経平均は反落。
135.07円安の23989.08円(出来高概算7億2000万株)で前場の取引を終えた。
23日の米国市場はまちまちの展開だった。
連邦政府機関の閉鎖が回避されたことが好感されるものの、ダボス会議の動向や主要企業決算を見極めたいとの思惑も広がり、上値の重い展開となった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の24010円となり、これにさや寄せする格好から、売りが先行した。
その後は円相場が1ドル109円台の円高に振れていることや、ファナック (T:6954)、安川電 (T:6506)、ソニー (T:6758)が日経平均の重しになる格好から、24000円を挟んでのこう着が続いた。


セクターでは不動産、海運、パルプ紙、証券、電力ガスが堅調。
一方で、電気機器、銀行、ガラス土石、その他製品、機械、ゴム製品が軟調。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり値下がり数がほぼ拮抗している。
その中でマザーズ指数がプラス圏で推移するなど、中小型株に資金が集中している。


日経平均は反落して始まり、その後は24000円を挟んでのこう着が続いている。
昨日の決算にサプライズが無かった安川電 (T:6506)が利食いに押されているほか、ファナック (T:6954)の週末決算への警戒につながっている。
ソニー (T:6758)は米系証券による格下げがきっかけといったところ。
とはいえ、これまで強いトレンドが続いており、利益確定の動きは当然といったところであろう。
ただ、安川電の決算で一段高がみられず、為替市場での円高を背景に、先回り的な売買は手控えられやすい。
そのため、主力決算を見極めつつ、物色は中小型株にシフトしやすい。


とはいえ日経平均は24000円処での底堅さが意識されている。
利食いを吸収しつつ、次の25000円に向け、押し目買い意欲の強さは意識されそうだ。


(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■ドル・円は弱含み、ユーロ・ドルの上昇で110円割れ

24日午前の東京市場でドル・円は弱含み。
ユーロ・ドルの上昇でドルに下押し圧力がかかり、110円を割り込んだ。


本日のアジア市場は、25日開催の欧州中銀(ECB)理事会が意識され、緩和的な金融政策の縮小をにらんだユーロ買い主導の展開。
その影響で、ドルが押し下げられた。
ドル・円は節目の110円を下抜け、昨年9月以来となる109円88銭まで下落。


ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いが続き、目先の日本株安を見込んだ円買いが観測される。
一方で、ドルには値ごろ感から国内機関投資家などによる押し目買いが観測されており、110円付近に値を戻している。


ドル・円は109円88銭から110円34銭、ユーロ・円は135円34銭から135円69銭、ユーロ・ドルは1.2294ドルから.2318ドルで推移した。


(為替・債券アナリスト 吉池威)


■後場のチェック銘柄

・神通機 (T:1992)やABホテル (T:6565)がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます

・値下がり寄与トップはファナック (T:6954)、同2位は東エレク (T:8035)


■経済指標・要人発言

・日・12月貿易統計:+3590億円(予想:+5350億円、11月:+1122億円)

☆後場の注目スケジュール☆


特になし


<DM>

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます