29日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は反発、ファナック、信越化の決算評価も5日線が上値の重しに
・ドル・円は小じっかり、日本株高で押し目買い先行
・値上がり寄与トップは信越化 (T:4063)、同2位は東エレク (T:8035)
■日経平均は反発、ファナック、信越化の決算評価も5日線が上値の重しに
日経平均は反発。
117.45円高の23749.33円(出来高概算6億5000万株)で前場の取引を終えた。
26日の米国市場ではNYダウが220ドルを超える上昇となったほか、指数インパクトの大きいファナック (T:6954)、信越化 (T:4063)が先週末に発表した決算が評価される中、日経平均は23700円を回復して始まった。
その後23661.23円と上げ幅を縮める局面もみられたが、円相場が朝方からやや円安に振れて推移していることもあり、じりじりと上げ幅を広げている。
東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。
セクターでは石油石炭、金属製品、保険、精密機器、化学、鉄鋼が堅調。
半面、陸運、医薬品、水産農林が小安い。
指数インパクトの大きいところでは、信越化 (T:4063)、東エレク (T:8035)、ファナック (T:6954)、ファーストリテ (T:9983)、京セラ (T:6971)が堅調。
日経平均は寄付き後も上げ幅を広げているが、5日線が心理的な上値抵抗として意識されており、積極的に上値を追いづらい面はある。
また、決算発表が第一弾のピークを今週迎えていることも手掛けづらくさせている。
前引け後に大東建 (T:1878)、ツガミ (T:6101)が決算を発表しており、市場反応が注目されるところ。
また、13時にSMK (T:6798)、14時にマクニカ富士 (T:3132)、ピーシーエー (T:9629)が発表予定である。
決算後に強い値動きをみせてくるようだと、次第に先回り的な動きも出てきそうである。
日経平均の5日線が上値抵抗として意識され、同水準でのこう着が見込まれる。
そのため、決算を手掛かりとした個別物色が中心になろう。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円は小じっかり、日本株高で押し目買い先行
29日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。
日本株高を背景に国内勢による押し目買いが先行した。
ドル・円は、前週末に昨年9月以来4カ月ぶりに108円前半に下落。
週明けアジア市場では日経平均株価の堅調地合いを手がかりに本邦勢が買戻し、ドルは一時109円に接近。
ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しており、目先の日本株高継続を見込んだ円売りが観測される。
一方で、109円付近では売りが出やすく、ドルの上値を押さえる見通し。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円51銭から108円99銭、ユーロ・円は134円83銭から135円12銭、ユーロ・ドルは1.2414ドルから1.2432ドルで推移した。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・セキュアヴェ (T:3042)やアシードHD (T:9959)がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップは信越化 (T:4063)、同2位は東エレク (T:8035)
■経済指標・要人発言
・クノット・オランダ中銀総裁
「(ECBが債券買い入れプログラムを)続ける理由は何もない」
☆後場の注目スケジュール☆
特になし
<DM>
・日経平均は反発、ファナック、信越化の決算評価も5日線が上値の重しに
・ドル・円は小じっかり、日本株高で押し目買い先行
・値上がり寄与トップは信越化 (T:4063)、同2位は東エレク (T:8035)
■日経平均は反発、ファナック、信越化の決算評価も5日線が上値の重しに
日経平均は反発。
117.45円高の23749.33円(出来高概算6億5000万株)で前場の取引を終えた。
26日の米国市場ではNYダウが220ドルを超える上昇となったほか、指数インパクトの大きいファナック (T:6954)、信越化 (T:4063)が先週末に発表した決算が評価される中、日経平均は23700円を回復して始まった。
その後23661.23円と上げ幅を縮める局面もみられたが、円相場が朝方からやや円安に振れて推移していることもあり、じりじりと上げ幅を広げている。
東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。
セクターでは石油石炭、金属製品、保険、精密機器、化学、鉄鋼が堅調。
半面、陸運、医薬品、水産農林が小安い。
指数インパクトの大きいところでは、信越化 (T:4063)、東エレク (T:8035)、ファナック (T:6954)、ファーストリテ (T:9983)、京セラ (T:6971)が堅調。
日経平均は寄付き後も上げ幅を広げているが、5日線が心理的な上値抵抗として意識されており、積極的に上値を追いづらい面はある。
また、決算発表が第一弾のピークを今週迎えていることも手掛けづらくさせている。
前引け後に大東建 (T:1878)、ツガミ (T:6101)が決算を発表しており、市場反応が注目されるところ。
また、13時にSMK (T:6798)、14時にマクニカ富士 (T:3132)、ピーシーエー (T:9629)が発表予定である。
決算後に強い値動きをみせてくるようだと、次第に先回り的な動きも出てきそうである。
日経平均の5日線が上値抵抗として意識され、同水準でのこう着が見込まれる。
そのため、決算を手掛かりとした個別物色が中心になろう。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円は小じっかり、日本株高で押し目買い先行
29日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。
日本株高を背景に国内勢による押し目買いが先行した。
ドル・円は、前週末に昨年9月以来4カ月ぶりに108円前半に下落。
週明けアジア市場では日経平均株価の堅調地合いを手がかりに本邦勢が買戻し、ドルは一時109円に接近。
ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しており、目先の日本株高継続を見込んだ円売りが観測される。
一方で、109円付近では売りが出やすく、ドルの上値を押さえる見通し。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円51銭から108円99銭、ユーロ・円は134円83銭から135円12銭、ユーロ・ドルは1.2414ドルから1.2432ドルで推移した。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・セキュアヴェ (T:3042)やアシードHD (T:9959)がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップは信越化 (T:4063)、同2位は東エレク (T:8035)
■経済指標・要人発言
・クノット・オランダ中銀総裁
「(ECBが債券買い入れプログラムを)続ける理由は何もない」
☆後場の注目スケジュール☆
特になし
<DM>