先週の新興市場は、日経平均が外部環境睨みで一進一退の展開となるなか、持ち直しの動きが続いたマザーズ時価総額上位の一角では上値の重さを嫌気した売りも出たが、準主力級の銘柄が指数の上昇に寄与し、値動きの軽い小型材料株の物色も比較的活発だった日経ジャスダック平均は他の指数に比べ特に堅調ぶりが目立った今年最初のIPOも活況を見せたなお、週間の騰落率は、日経平均が+0.8%であったのに対して、マザーズ指数は+3.8%、日経ジャスダック平均は+4.1%だった
個別では、ミクシィ (T:6467)が週間で2.3%高となる一方、サイバーダイン (T:3758)が同2.8%安、そーせいグループ {{|0:}}が同3.0%安とマザーズ時価総額上位は高安まちまちだった準主力級の銘柄ではサンバイオ (T:3998)が同7.5%高、じげん (T:3933)が同14.2%高となった売買代金上位ではドリコム (T:4699)が合弁会社における新作ゲームの事前登録開始を受けて活況を見せ、フィル・カンパニー (T:3329)やHANATOUR JAPAN (T:3930)の上昇も目立ったまた、オウチーノ {{|0:}}やエスユーエス {{|0:}}が週間のマザーズ上昇率上位に顔を出した反面、ジーエヌアイグループやディジタルメディアプロフェッショナル
などは利益確定売りに押されたが、大きく売り込まれる銘柄は限定的だったジャスダック主力では、セリアが同4.2%安と軟調だったものの、ハーモニック・ドライブ・システムズが同1.7%高となるなど全般堅調だった売買代金上位ではラクオリア創薬が強いリバウンドを見せ、日本一ソフトウェアやヴィスコ・テクノロジーズも大きく買われたまた、ワンダーコーポレーションがRIZAPグループとの資本業務提携を受けて連日のストップ高となった一方、ニチダイやアエリアは利益確定売り優勢だった2月23日にはMマートがマザーズへ新規上場したが、買い気配のまま初値が付かなかった
今週の新興市場は、引き続きしっかりとした展開となりそうだ株価変動率(ボラティリティー)の落ち着きなどから日経平均は緩やかな持ち直しが想定されるただ、為替の円高推移が主力大型株の重しとなっており、値幅取り狙いの物色は中小型の材料株やテーマ株、IPO銘柄に向かいやすいだろう特に比較的需給の良好なジャスダック銘柄が関心を集めているようだ
先週は訪日外国人客数の堅調推移を受けてHANATOUR JAPANが大きく買われたほか、学校教育法改正案が閣議決定されたことを受けて、すららネットやチエルなどのデジタル教科書関連銘柄が急伸する場面もあった各種報道に目を配りながら関連銘柄の動向をマークしておきたいなお、今週は2月26日にウチダエスコ、27日に東和フードサービス、28日にはてななどが決算発表を予定している
IPO関連では、2月28日にジェイテックコーポレーションがマザーズへ新規上場する公開規模がマザーズ上場案件としてはやや大きいが、ニッチなハイテク企業として投資家の関心は高く、こちらも強い初値形成が期待されるだろうなお、先週はキュービーネットHD(3月23日、東証1部または2部)など7社の新規上場が発表されている現時点で3月のIPO件数は計14社となった
個別では、ミクシィ (T:6467)が週間で2.3%高となる一方、サイバーダイン (T:3758)が同2.8%安、そーせいグループ {{|0:}}が同3.0%安とマザーズ時価総額上位は高安まちまちだった準主力級の銘柄ではサンバイオ (T:3998)が同7.5%高、じげん (T:3933)が同14.2%高となった売買代金上位ではドリコム (T:4699)が合弁会社における新作ゲームの事前登録開始を受けて活況を見せ、フィル・カンパニー (T:3329)やHANATOUR JAPAN (T:3930)の上昇も目立ったまた、オウチーノ {{|0:}}やエスユーエス {{|0:}}が週間のマザーズ上昇率上位に顔を出した反面、ジーエヌアイグループやディジタルメディアプロフェッショナル
などは利益確定売りに押されたが、大きく売り込まれる銘柄は限定的だったジャスダック主力では、セリアが同4.2%安と軟調だったものの、ハーモニック・ドライブ・システムズが同1.7%高となるなど全般堅調だった売買代金上位ではラクオリア創薬が強いリバウンドを見せ、日本一ソフトウェアやヴィスコ・テクノロジーズも大きく買われたまた、ワンダーコーポレーションがRIZAPグループとの資本業務提携を受けて連日のストップ高となった一方、ニチダイやアエリアは利益確定売り優勢だった2月23日にはMマートがマザーズへ新規上場したが、買い気配のまま初値が付かなかった
今週の新興市場は、引き続きしっかりとした展開となりそうだ株価変動率(ボラティリティー)の落ち着きなどから日経平均は緩やかな持ち直しが想定されるただ、為替の円高推移が主力大型株の重しとなっており、値幅取り狙いの物色は中小型の材料株やテーマ株、IPO銘柄に向かいやすいだろう特に比較的需給の良好なジャスダック銘柄が関心を集めているようだ
先週は訪日外国人客数の堅調推移を受けてHANATOUR JAPANが大きく買われたほか、学校教育法改正案が閣議決定されたことを受けて、すららネットやチエルなどのデジタル教科書関連銘柄が急伸する場面もあった各種報道に目を配りながら関連銘柄の動向をマークしておきたいなお、今週は2月26日にウチダエスコ、27日に東和フードサービス、28日にはてななどが決算発表を予定している
IPO関連では、2月28日にジェイテックコーポレーションがマザーズへ新規上場する公開規模がマザーズ上場案件としてはやや大きいが、ニッチなハイテク企業として投資家の関心は高く、こちらも強い初値形成が期待されるだろうなお、先週はキュービーネットHD(3月23日、東証1部または2部)など7社の新規上場が発表されている現時点で3月のIPO件数は計14社となった