🟢 市場は上昇しています。当社コミュニティの12万人を超えるメンバーは、すべてそれにどう対応すべきか知っています。
お客様もお分かりですよね。
40%割引で開始

後場に注目すべき3つのポイント~出遅れているセクターや銘柄を見直す展開続く

発行済 2018-06-05 12:47
更新済 2018-06-05 13:00
後場に注目すべき3つのポイント~出遅れているセクターや銘柄を見直す展開続く
8035
-
6954
-
9984
-
7974
-
6357
-
3540
-
5日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。


・日経平均は続伸、出遅れているセクターや銘柄を見直す展開続く
・ドル・円は伸び悩み、節目110円手前に売り圧力
・値上がり寄与トップはソフトバンクG (T:9984)、同2位は東エレク (T:8035)

■日経平均は続伸、出遅れているセクターや銘柄を見直す展開続く

日経平均は続伸。
21.95円高の22497.89円(出来高概算7億8490万株)で前場の取引を終えている。
4日の米国では、引き続き雇用統計を受けた米長期金利の上昇を背景に、買いが先行。
トランプ政権による鉄鋼及びアルミニウムの輸入関税を巡る貿易戦争への懸念が一服したほか、ハイテク株が選好され、終日堅調推移となった。
4日のシカゴ日経平均は大証比50円高の22560円で引けており、そちらにサヤ寄せする格好から本日の東京市場では買いが先行した。
その後は、ハイテク株の堅調さが目立ったものの、全般としては22500円水準でのもみ合いに終始する格好となった。


東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超え、全体の約6割程度を占めた。
セクターでは、ゴム製品、その他製品、海運業、情報通信業、非鉄金属が堅調。
指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG (T:9984)、東エレク (T:8035)、ファナック (T:6954)などが上昇した。
前日の米国市場で、バンクオブアメリカ・メリルリンチが、米エヌビディアと米AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)に対するゲーム市場からの好影響を指摘したことで上昇した流れを受けて、東京市場でも関連銘柄のソフトバンクG (T:9984)のほか、ハイテク株が全般堅調な動きとなった。


本日の前場の東京市場では、ハイテク株主導で25日線の位置する22500円処を1週間ぶりに回復したが、直近の価格帯別売買高で商いの積み上がりがみられているこの水準を明確に上抜ける力強さは現状で確認されていない。
週末に先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えていることもあり、25日線レベルでは強弱感が対立しやすいと考えられることから戻り売りも出やすく、為替相場が1ドル=110円を突破するなどの新たな材料がない限りは後場も上値の重い展開となろう。


一方で、前週末までの1週間で3%を超える下落率となった非鉄金属、海運業、ゴム製品セクターや、前週末から今週初にかけて10%程度の調整を見せていた任天堂 (T:7974)などを買い戻す動きは散見されている。
6月12日で調整中の米朝首脳会談の開催に現実味が増してくるなかで、こういった出遅れているセクターや銘柄を見直す動きは継続しやすく、後場も短期資金を集める可能性があるだろう。


■ドル・円は伸び悩み、節目110円手前に売り圧力

5日午前の東京市場で、ドル・円は伸び悩み。
日本株高などを手がかりに円売り先行となったが、ドルは110円手前の売りに押され、失速した。


ドル・円は、アジア市場では朝方から心理的節目の110円を目指す展開。
前日の米株高を受けた日経平均株価の堅調地合いを手がかりに、ドルは一時109円99銭まで強含んだ。
ただ、節目付近の強い売りに押され、ドルはやや値を下げた。


ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏で推移しており、目先の日本株の反落を警戒したドル売り・円買いに振れやすい。
また、米10年債利回りは2.940%付近で上昇が抑えられており、ドル買いは仕掛けづらいもよう。


ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円78銭から109円99銭、ユーロ・円は128円38銭から128円70銭、ユーロ・ドルは1.1695ドルから1.1703ドルで推移した。


(為替・債券アナリスト 吉池威)

■後場のチェック銘柄

・歯愛メディカル (T:3540)や三精テクノロジーズ (T:6357)など、4銘柄がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます

・値上がり寄与トップはソフトバンクG (T:9984)、同2位は東エレク (T:8035)

■経済指標・要人発言

・日・4月家計調査・消費支出:-1.3%(前年比予想:+0.8%、3月:-0.7%)

・豪・1-3月期経常収支:-105億豪ドル(予想:-99億豪ドル、10-12月期:-147億豪ドル←
-140億豪ドル)

・中・5月財新サービス業PMI:52.9(予想:52.9、4月:52.9)

☆後場の注目スケジュール☆


・13:30 豪準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想)

<HH>

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます